アイドルと恋愛、選び取ること

武道館

ただ 歌が好き ただ 踊るのが好き

それだけ だった

君に 見ていて ほしかった

何が あっても 変わらない夢

私 アイドルに なりたいの

朝井リョウさんもすきで、結構読んでます。アイドルすきだから『武道館』はすごくハマりました💕実際のアイドルグループであった、スキャンダル騒動や事件の話も出てきたりして。これあの子のことだよね、とか…すごくリアル😱

アイドルの自分と日常の自分のギャップが広がっていく葛藤が苦しくて、ちょっと泣きそうになりました😭今アイドルをやってる女の子たちに読んでほしいな。求められることに、応えすぎちゃダメだよ🙅

アイドルだからって、何で恋愛しちゃいけないんだろうね？でも、恋愛してますって堂々と言われるのも、夢壊される感じはある💦

ステージ上では完璧にアイドルを演じててほしいけど、プライベートでは恋愛でも何でも、普通に自由にしてほしい✨

プライベートに仕事を持ち込ませるのも、仕事でプライベートをオープンにしすぎるのも違って。普通の人間として生きてることが前提で、ステージ上で輝いて夢を見せてくれれば十分ってこと😉

この本の結末とはちょっと違うんだけど、私はそんな風潮になるといいなって思ってます🍀本の感想っていうより、アイドル論になっちゃった？(笑)

あと、何でも無料で手に入りすぎて、自分が本当に好きなものがわからなくなるとか、スルースキルが求められすぎて怒れなくなって、その人の形がわからなくなること、すごく共感した✨

限りある自分のお金や時間を使ってもやりたいことが、自分の本当に好きなこと💕そして、何に怒るか、何を許せないかで、何を大切にしてるかがわかるから、怒ることも、その人を形成するもののひとつなんだ。

自分を見失わないように、選び取ることも、怒ることも、大事にしないとね😌

「アイドルじゃなくなったあとも、生きていくんだよ、私たちって」

「そういうこと考えてあげられるのって、自分だけなんだよね、たぶん」

どちらも、自分なんだ。それが、ほんとうのことなんだ。